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2018年中国株の反省と2019年の市況予想

投稿日:2019-01-10 更新日:

どうもー。東京は一段と寒くなってきましたね。

今日は昨年の中国株市況の総括と、今年の中国株市況の予想をしたいと思います。
(あくまでも個人的意見なので、参考程度にお考えください)

 

波乱の展開だった2018年

米中貿易問題の影響は甚大

中国株にとって、2018年は大きな問題が発生した年でした。

その一つが何と言っても米中貿易戦争

自由貿易主義(関税撤廃政策)の代表だった米国がまさかの貿易関税を復活させました。関税が復活することで米国と中国の貿易が減る、つまり両国の経済構造が変化することを意味します。

貿易関税の影響はまだ決算の数字には出ておらず未知数です。
しかし、先日Apple社が利益警告を出すなど、2019年に問題が顕在化すると思われます。
(参考)Appleが2019年度第1四半期の業績予想を下方修正、近年まれに見るレベルで株価が急落

もはや中国株を買ううえで、米中貿易戦争の影響を考えないわけにはいきません。
とんでもなく大きな問題が発生してしまった1年だったように思います。

 

中国当局の政策変更

また、米中貿易戦争の影響もあってか、中国当局は金融政策を180度方針転換しました。

もともと中国はシャドーバンキング問題など、民間企業が借金しすぎていることが大きな問題でした。当然、中国当局も問題視し、金融機関の貸し出しを制限するなど、民間企業の債務圧縮に躍起になっていました。誤解を恐れずに言えば、これは金融引き締め政策です。
この流れが2018年のはじめです。

しかし、米中貿易戦争が本格化し、そのなかで金融引き締め政策をしていては中国経済が急速に悪化してしまう懸念が出てきました。

中国経済の急速悪化は中国共産党の生死を分ける死活問題ですから、2018年7月に中国共産党は内需拡大への積極財政策へ政策を変更しました。誤解を恐れずに言えば、金融緩和策です。

わたしはこの判断自体は正しかったと思いますが、この政策変更は問題の先送りにすぎません。
中国は引き続き民間債務という爆弾を抱えています。

この爆弾が不発弾に終わるのか、もしくは爆発してしまうのかは注視する必要があると思います。(もし爆発したら中国共産党は終わるかもしれません)

 

中国の2019年の市況予想

中国への不信感は増大中→外需は厳しそう

では2019年の中国市況を考えていきたいと思います。

やはり米国を中心として、中国不信は根強いです。
不信感は米中貿易戦争だけでなく、ファーウェイ問題などに飛び火しており、米国の同盟国は米国の政策に従う必要があることから世界的に中国外しの動きが出てくることでしょう。

中国は中国で、米国の影響が少ない第三国(アジア、アフリカetc..)へ接近していますが、実は問題点も顕在化しつつあります。
(参考)【国際情勢分析】中国「一帯一路」が生む借金地獄 米機関が指摘する「高リスク」8カ国とは

「中国はロシアなどの反米的な国と接近するので中国の外需は問題ない」という見方もできますが、個人的にそれは楽観的すぎると思います。

総合的に考えると、中国が外需で稼ぐことは難しくなってくるような気がします。

 

内需は着実に拡大傾向→内需中心の経済構造に

一方で、中国国内のGDPは着実に成長しており(GDPの数字は正直信用できないですがそれは置いておくとして)国民は着実に豊かになってきています。

また、先ほど述べたように中国当局の政策変更もありました。
テクノロジーも先端を走っており、もはや中国は商品開発力も十分にあります。

そう考えると、外需が急速に悪化しない限り中国の内需は着実に成長する、と予想しています。うまく経済構造が転換できるかはわかりませんが、中国当局はそこら辺上手な印象なので個人的には大丈夫だと思います。

 

総括:最悪の1年にはならないだろう

以上、まとめるとこんな感じです。

  • 米中貿易戦争の影響はこれから
  • 中国当局の内需拡大政策は正しい
  • 外需はしばらく厳しいかもしれない
  • 内需は外需が急速に悪化しない限り問題なし

2019年初の予想としては、そこそこ楽観的な予想だと思います。もう少し悲観的な予想のほうが妥当ですが、中国製品はもはや優秀なので、あまり悲観的になりすぎるのはよくないと思います。

日本株も中国株もよい年になってほしいですね。

今年も二季報を買って勉強したいと思います。

今日は以上です。

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