日本株 株式投資 銘柄分析(研究)

高橋カーテンウォール(1994)の投資分析

投稿日:2019-06-02 更新日:

どうも。

今日はわたしの保有株のひとつ、高橋カーテンウォール(1994)の銘柄研究をしていきたいと思います。

画像は高橋カーテンウォールが施工したザ・ペニンシュラ東京です。

高橋カーテンウォールの知名度は皆無に近いですが、会社名にあるようにカーテンウォールを製造する会社です。

そもそもカーテンウォールってなに?って感じだと思うので、今日は事業内容から株価情報、考えうるリスクまで、全部説明しようと思います。

少々長文になるかと思いますが、お付き合いください。

ではでは行ってみます!

 

カーテンウォールって何?

カーテンウォールとは取り外し可能な壁のことで、一般に高層ビルの壁に使われる素材です。

カーテンウォールといってもいろいろと種類がありますが、高橋カーテンウォールはプレキャストコンクリート(PC)カーテンウォールのナンバー1企業です。

PCカーテンウォールについてはこの動画を見るとだいたいわかるのでオススメです。

 

PCカーテンウォールのメリットとデメリット

PCカーテンウォールの強みとしては、

  • 工場で組み立てて運ぶことから、デザイン性に富んだ壁面をつくることが可能
  • 軽量ながら構造的な耐久性もある

という強みが挙げられます。そのため、近年のビル建築ではPCカーテンウォールが主流となっています。

高橋カーテンウォールでの施工実績としては

  • グランフロント大阪(南館・北館)
  • ザ・ペニンシュラ東京
  • 横浜ランドマークタワー
  • テラススクエア

など、有名どころの施設が数々挙げられます。

 

逆にデメリットとしては

  • 1枚あたり数トンと重く、近隣の工場から生産・配送することが必要

なことが挙げられます。

高橋カーテンウォールは関東では工場を多く持つため、関東ではほぼ無双状態ですが、北海道や東北、九州には工場がないため、北海道/東北/九州では無力という点は押さえておく必要があります。
(関西には1つ工場があります)

 

 

株価面での評価

5/31時点の株価や主要指標は以下の通りです。

  • 株価:646円
  • 予想PER:5.76倍
  • 予想PBR:0.71倍
  • 予想EPS:112
  • 配当利回り:4.64%
  • 時価総額:61.8億円

グレアムのミックス指数4.08!めちゃくちゃ割安な水準です。

配当利回りも4.64%と優秀な水準。
また配当性向が27%とそれほど高くないので、今後の増配もありそうな気がします。

バリュー投資、高配当投資の両面から見ても素晴らしい銘柄と言えると思います。

 

本銘柄のリスク

最後に私が考えるリスクを考察したいと思います。

高齢化による建設業界人材難

まず、ひとつ。

これは建設業界全体に言えることですが、高齢化による建設業界の人材難というのはリスクとして挙げられます。

ただし、高橋カーテンウォールでは平均年収が優秀な水準で従業員数も年々増加中です。新卒採用も行っているようで、高橋カーテンウォールの人材難リスクはそれほど高くないと考えています。

景気後退によるビル建設ストップもリスク

もうひとつ挙げられるのは中期的な景気下落リスクです。

これはなかなか根が深い問題です。

直近では訪日観光客の増加東京オリンピックによる建設ラッシュで高層ビル需要も旺盛です。

しかしながら東京オリンピックがひと段落した2021年以降には景気後退が予想されています。

実際、景気後退が起こるとカーテンウォール業界には大打撃です。

リーマンショック(2008)の例で見ると、数年間はカーテンウォールの新規受注がほとんどなくカーテンウォール業界に冬の時代が訪れました。

リーマンショックの影響はかなり大きく、数々の企業がカーテンウォール業界からの事業撤退を余儀なくされました。(おそらく「コンクリートから人へ」をスローガンとした民主党政権の影響もあったことでしょう)

 

5年先は景気後退の可能性大。。。

そう考えると、高橋カーテンウォールも少し心配になってくるのも事実です。

ただし、高橋カーテンウォールは冬の時代を乗り越えてきた数少ない企業のひとつでもあります。

無駄な投資もそれほど行っていないですしリーマンショックから経営陣もほとんど変わっていません。

もちろん景気後退がどれくらい続くかにもよりますが、数年単位の不況であれば問題ないと私は考えています。

 

おわりに

以上、高橋カーテンウォールの事業分析でした。

注目されにくい地味な株ではありますが、堅実な事業を行っておりバリュー投資家にとってはうってつけの銘柄だと思います。

わたしも配当がもらえる限り長期で保有する予定です。

以上、銘柄研究でした。

長文にお付き合いいただきありがとうございました!

-日本株, 株式投資, 銘柄分析(研究)
-, ,

Copyright© だいずきゃすと , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.